P2111H 関戸本古今和歌集 定価5万円

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出版社：笹波出版編 集：桑田笹舟発行日：昭和57年6月サイズ：A3判変形 21×24.5cm桐函 17×21cm本誌重 量：1k800g状 態：並 桐函入・解説本付定 価：5万（税込）

関戸本古今和歌集とは、関戸家に48枚の零冊が所蔵され、大部分が関戸家にあるので、関戸古今と呼称され、筆者が藤原行成とされています。もともとこの本は、上下2冊であり、縦21ｃｍ、横17ｃｍの大和綴本、料紙は鳥の子の染め紙、緑・紫・茶（金茶）同系の濃淡2色を大和綴本したもので、それに古今和歌集を書写したものとされています。
本書は、関戸家の関戸本古今和歌集をじかに見ることから始め、大正7年版の田中本を基とし、復刻、臨書を集め、関戸本古今和歌集を復原したものです。
上下2巻、大和綴本で製本しています。この製本は機械では能で、職人による手仕事によるもので、一日上下巻2冊を8組しか製作できないものです。
また、印刷も仮刷、試作を何回も繰り返し、墨色を大切にした、毛の動き、緩急、濃淡等の書線の細部までこだわった印刷です。